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終わり無き戦い

Ca2u8rhy Cailkvm6 こんにちは

月曜日にワイン生産者のセミナーに行ってまいりました

「ヨスコ・グラヴネル」

我々が「ダミアン」の「師匠」と呼んでいる人物である

イタリア国内であっても全く催事に顔を出さず、海外なんて・・・・・

のお方が来日してくれました(実はアメリカに2回程行った事があったようです)

畑、醸造論など専門分野は、勿論ですが、何より「哲学」に興味を持ちました

誰もが思い描く「自分はこう有りたい」とか「こういう風に生きていく、歩んでいく」という理想や願望で妥協してしまう部分での徹底さ

セミナー開く方なので当たり前かもしれませんが「凡人」には、こういった刺激は必要

職人・アスリートな方々と一緒ですね

野球選手の生い立ちみたいのをテレビでみると、少年期の辺りで「凡人」の妥協点があるわけです

高い志に妥協するのであれば、妥協しない志を持つのが「凡人」とすれば

彼らの「それ」はまったく別世界

そんな彼らに我々「凡人」が共感すべき事があるのだろうか?

興味深かった点があります

己がひとつの結果を求めて探求する際、試行錯誤を繰り返す。とか、何度も失敗をしました。などのエピソードはよく聞きます

面白い所は、いかに失敗するであろう工程を試さない。という事

万が一を試さない

理由は、いかなる手法があろうとも、それで生まれた結果が己の求める「それ」とは違った場合

その手法、結果を生んだ人(企業)に対して、決して否定はしないし、敬意も持っている

肝心なのは己の望む結果ではない事

つまり彼にとって、その「手法」は「試さなくて良いもの」から「してはいけない事」に変換される

試行数が少ないからこそ成功の道のりが短い

そして成し得た「手法」は誰も真似の出来ない(真似する気になららい)ものになる

後追い、モノマネの人々も「そもまでしなきゃいけないの!?」「だったら・・・・・」と、なってしまう

彼自身、お手本もなければ真似る物(人)もない

そんな彼を真似る事って不可能に近いですよね

お手本を真似てる間に、お手本が進化しているのですから

2013年現在、彼の最も新しい市場にあるビンテージは2005年のワインです

醗酵に半年×半年の一年、大樽にて7年・・・・・・・

ダミアンも凄いけど、ヨスコは恐ろしいです

ただ、彼は素朴な農夫、そしてとってもシャイなワインの作り手

人柄で、作品の味が伝わってきます

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コメント

久々に奥深いコラムでした。また一歩進化したんでしょうね。
大変ご無沙汰してて申し訳ありませんありませんが、近々お邪魔させていただきます。

投稿: 保険料宜しく | 2013年1月23日 (水) 17時20分

ひととは違う事がしたい!
ひととは違う生き方がしたい!

そう思う人間なんて
所詮凡人なのでしょうね。

才能ある人間が
井の中の蛙であっても、
(国外からでなくったって)
大海を知らなくったって
(製法云々ではなく)
天才と呼ばれる気がします。

投稿: ピンクのブーツを履く女 | 2013年1月23日 (水) 18時02分

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